こんにちは、メイヨーです。おかげさまで2021年も無事に仕事納めできました。会社員を辞めて個人事業主4年めに入り、節税・投資を学んで実践した今年は転機になった気がします。
2022年から適用されるニュースが色々舞い込んできたので、今回はまとめて紹介したいと思います。
クレジットカード積立対応の投資が増えるのは嬉しいニュース!
楽天銀行の改悪はそこまででも…?
ウェルスナビ+イオンカードでクレジットカード積立開始へ(2022年4月以降)
まずは、ロボアドバイザーのなかでも好調なウェルスナビから。2022年4月以降、イオンカードと提携してクレジットカードでの積立に対応することが発表されました。
2021年12月現在では銀行引き落としのみに対応していますが、イオンカードでロボアドの積立が可能になるとワオンポイントも貯まって便利になりますね。
イオンカードは種類によって、イオンシネマが1,000円で観られたりチケットが優待価格になる特典が付いているので私も活用しています。
マネックス証券も投資信託のカード積立開始予定(2022年2月~)
なお、マネックス証券もマネックスカードで投資信託のカード積立に対応予定と発表されています。月額50,000円までが上限で、還元ポイントは1%の予定とのことです。
2021年のうちにマネックスカードを発行しておいたので、サービスが開始になったら運用を考えたいと思っています。ただし、マネックスカード(アプラス発行)はリボ払いの金利が法定範囲の最大金利となる18.0%なので、万が一にもリボ払いを利用しないようにしたいところです。
マネックスカード投信積立サービスは3月下旬初回買付予定
追記)マネックス証券代表取締役社長の清明さんのTwitterアカウントにて、マネックスカードの投資信託積立サービスが2022年2月下旬申込~2022年3月下旬初回買付であることがわかりました。
まだマネックスカードを発行していない方は少し余裕があるので、準備しておくと良さそうですね。
- 2022年2月下旬 申込み
- 2022年3月下旬 投信積立初回買付
- 2022年4月下旬 初回マネックスカード引き落とし
LINEスマート投資サービス終了へ
folioおまかせ投資へ移行(2022年4月)
こちらは悲しいニュースです。以前の記事でも紹介したLINEスマート投資が、2022年4月8日をもってサービス終了と発表されました。
もともとLINEスマート投資の運用自体はfolioが行っているため、2022年4月9日以降もLINEスマート投資のワンコイン投資はfolioのおまかせ投資(堅実運用プラン)に引き継がれます。
folio移行後は積立機能が使えなくなる
ただし、ワンコイン投資の特徴だった毎週500円からの積立はできなくなり、folioおまかせ投資では1万円以上の手動入金のみとなります。従来通りに手間なく少額で積立したい、という方にとっては残念なお知らせですね。
私個人はLINEスマート投資の運用額が約11万円あって、運用益は+8%程です。サービス終了のニュースを受けて、ひとまず積立設定は停止しました。従来の利用ルールでは出金手数料が300円かかるので、ひとまずfolioを使い続けようと思います。懸念点としてポートフォリオが債券中心なので、様子を見て別の投資資金に回すかもしれません。
楽天銀行の利息が300万円までに改悪(2022年4月~)
楽天銀行も先日、2022年4月からの金利改訂を発表しました。従来は預金残高を問わずに、年0.1%(税引き前)の金利が適用されるマネーブリッジ(楽天銀行+楽天証券の自動スイープ)が、預金残高300万円以上は年0.04%(税引き前)になるとのことです。
個人的には、楽天証券のスポット買いの使い過ぎを防ぐために楽天銀行には毎月の引き落とし額ギリギリしか入金していません。手数料無料回数重視で事業所得受取の住信SBIネット銀行+引き落としメインの楽天銀行+余剰キャッシュをGMOあおぞらネット銀行・あおぞら銀行に振り分けているので、幸い今回の改悪ではダメージがなくて済みそうです。
楽天銀行がメインで、キャッシュを多めに保持している方はこの機会にメインバンク・サブバンクを見直しされてもいいかと思います。
楽天証券の投信ポイント条件が改悪へ(2022年4月~)
また、楽天証券でもこれまで投資信託の残高に応じて付与されていたポイントが、2022年4月から一定残高をはじめて達成した場合に付与されるように変更となりました。
私自身も楽天証券の投資信託残高が100万弱あり、楽天銀行ハッピープログラムの対象のはずなのですが、正直ここに関してはポイントをもらっている自覚がありませんでした。対象ファンドの投資信託残高が100万ある場合、従来は毎月30~100ポイント進呈されるところが改訂後ははじめて到達した月のみ100ポイント進呈となる計算です。
長い目で見れば確かに獲得ポイントに影響してきますが、これに関しては楽天証券を利用しなくなるほどの痛手ではないため許容せざるを得ないかなと思っています。
楽天市場のポイント付与対象が税込みから税抜きへ(2022年4月~)
最後に、証券会社ではありませんが最もダイレクトにポイントに影響する点が楽天市場のポイント付与条件改訂です。2022年3月31日までは、税込100円ごとに1ポイントが付与される計算式ですが2022年4月1日からは税抜100円ごとの付与条件に変更となります。
つまり、実質ポイント付与割合が1割減となるためお買い物マラソンや楽天スーパーセールなど買い回りイベントで必要な金額も変わってくる可能性があります。送料無料1,000円ポッキリの商品から、送料無料1,100円の商品を探すことになりそうですね。
2022年4月以降も楽天ふるさと納税には影響なし!
ただし、楽天ふるさと納税は非課税商品のため、2022年4月以降も従来と同じ条件で利用可能です。3月までに無理に限度額分を利用する必要はないので、ふるさと納税は計画的に申し込んで良いでしょう。
投資・ポイント改悪ニュースの影響度は人それぞれ
情報収集しながら蓄財を!
今回は2022年から適用になる投資ニュースを中心にご紹介しました。2022年4月から変わる仕組みが多く、今後もSPUなどの条件変更は続きそうです。
とはいえ、改訂によってどのくらいのデメリットが生じるかはあくまで人それぞれなのであまり悲観せずに無理なく投資・ポイ活を続けていきたいものですね。
私個人は、来年も引き続き iDeCo・つみたてNISAで長期投資、ウェルスナビ・THEOでロボアド運用、小規模企業共済・経営セーフティ共済で節税をしながら、余りポイントも活用して米国株や日本株・投資信託を買い進めていきたいと思います。